2016年7月15日金曜日

湯立獅子舞

毎年7月15日に、箱根町宮城野の諏訪神社の境内で神事
「湯立獅子舞」が雨の中行われました。宮城野に伝わる獅子舞は、獅子が湯立てする全国に稀な神事芸能で、国選択無形文化財・神奈川県無形文化財に指定されています。


湯立獅子舞は、箱根では江戸時代中期ごろから行われていたそうですが、元を辿ると遠く上古の世までさかのぼる事が出来ると言われています。
早朝からシメ縄を張った青竹が立てられ中心に三本の石棒を足に大釜がかかります。「神の庭」と言われています。


色々な舞がありますが、特に印象に残っているのが「湯冷ましの呪文」です。獅子を中央に白衣の二人が左右に並び呪文を唱えます。足さばきと手の動きがとてもしなやかで優雅に舞ってました。地元の保育園のみんなも見学に来てました♪
 
熊笹を湯釜に入れ湯花を参詣人に振りかけられるのですが、
その前に、御幣をさかさまにし2回廻し天王社の前に供えてある熊笹の束に代え湯花が振りかけられます。


湯しぶきが、振りかけられます。
湯冷ましの呪文のおかげか、ちっとも熱くないんです!!


知られていない処でも、箱根は色々な行事が行われています。このような伝統行事を調べて回るのもおもしろいですね。私も出来る限り調べてブログにアップしていきたいと思います。また違った箱根が見れますよ!

担当:なな


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