箱根登山鉄道の「彫刻の森駅」から小涌谷駅方面に向かって歩いて行くと「新田塚」と「新田神社」に着きます。
新田塚は、小さな古墳で室町時代の前半の南朝の武将「新田義則」の墓と伝えられています。
入口に案内板があります。
小道に入って下って行くと鳥居を発見!舗装されてる道なので歩きやすいです。鳥居の後方に、写っているのは屋外美術館で有名な「彫刻の森美術館」です!うっすらと!
毎年5月5日には「新田祭」が執り行われています。写真の右手が整えられている古墳です。その奥には、祠が2つ並んでいます。林の中にひっそりと建てられていて奥ゆかしい印象を持ちます。
新田義則は、足利尊氏と戦った新田義貞の弟の孫にあたります。南北朝の争いは、明徳3年(1392年)に終わったものの北朝方による南朝武将の残党狩りは10年を経ても続きました。応永10年(1403年)、義則は南朝再興の機会を狙って底倉の湯で密かに湯治を続けてましたが、説明看板のとおり入湯中を幕府方に襲われと言われています。
写真に、雪が写りこんでいますが撮影に行ったのはまだ寒い3月上旬でした。実は・・・お恥ずかしながらずっと「新田義貞」の墓だと思っていたので(汗)色々と調べてからブログに掲載しようと時間が経ってしまいました。
あまり知られてはいないですが(私も勘違いしてましたし)歴史あるスポットです。今回は歩けませんでしたが、この山道は宮ノ下まで続いてます。浅橋があり川のせせらぎをききながらハイキングを楽しむ事が出来る魅力的なスポットのひとつです。
担当:温泉ソムリエマスター☆なな
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